北区のかたちを変えた淀川べり散策
1885(明治18)年の明治大洪水を機に、現在の流れへと大きく姿を変えた淀川。
いにしえより栄えてきた歴史も色濃く残り、なんともいえない神秘的なオーラが漂っている。
大阪を水害から救った先人たちの軌跡を淀川べりに感じながら散策しよう。
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大正・昭和初期の洋画家・佐伯祐三は中津の生まれ。独特なタッチでパリの風景を描き、30歳という若さで生涯を閉じながらも数多くの名作を残した。2022年2月2日に、大阪市に寄贈され...
- 佐伯祐三 生誕の地
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閘門とは、水位の違う淀川と大川を繋ぎ、船が通れるようにする門のこと。明治期の淀川改良工事の際、川の水量調節を行う洗堰と共に設けられた。現在は使われておらず、産業遺産として保存さ...
- 旧毛馬第一閘門・毛馬の残念石
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明治期の淀川改修工事で出た土砂などを運搬するため開削された長柄運河に架けられた橋。アーチ状の見た目から「眼鏡橋」と名付けられ、役割を終えた運河が埋め立てられた後も当時のデザイン...
- 眼鏡橋
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赤い鳥居と玉垣で囲われた大きな木と小さな社。「平安時代、長柄長者の姫君が病で亡くなると、可愛がっていた鶯が姫を偲んで歌を詠み、後を追うように死んだ。長者たちは姫と鶯を一緒に葬り...
- 鶯塚
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奈良時代に大和で創建されたと伝わり、長柄にやってきたのは1753(宝暦3)年。当時は敷地がもっと広く、しだれ桜の名所として幕末の大坂名所を描いた錦絵『浪花百景』や、古典落語『鶴...
- 鶴満寺
- 61 1637
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約1,400年前、難波長柄豊碕宮の旧址に天皇勅願所として創建。幾多の戦乱や第二次大戦を乗り越え、月日をかけて再興を重ねてきた地域のパワースポットだ。境内入口すぐに鐘楼があり、大...
- 摂津之国 国分寺
- 62 1795
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明治時代の淀川改修工事で消えるまでこの地を流れていた中津川には、神木の楠を目印に川上と川下に渡し船があった。長柄運河もこの楠を避けるように設けられた。特に案内板などはないが、神...
- 神木の楠
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日本最初の元号「大化」を定めた孝徳天皇を祀る神社。難波長柄豊碕宮がここにあったとの説もある。広々とした境内は地域の人たちにも開かれ、にぎやかなマルシェやフリーマーケットが定期的...
- 豊崎神社
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昭和の大女優・杉村春子の代表作『女の一生』を書いた劇作家・森本薫(1912~46)は中津の生まれ。碑に刻まれた「誰が選んでくれたのでもない 自分で選んで歩き出した道ですもの」は...
- 森本薫文学碑
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創建は足利時代。江戸時代には中津から十三地域の氏社であった。淀川改修工事で沈んだ成小路村字十三の鷺嶋神社を合祀した。境内に十三の昔を偲ぶ「十三思昔会碑」が建っている。すぐそばの...
- 富島神社 十三思昔会碑
- 66 2000