いにしえから賑わう天満宮参道
大阪天満宮の門前町として栄えてきた天満界隈。
人々の暮らしに根付く寺社、市場や商店が集まり、
活気あふれる大阪商人の息づかいを歩いているだけで感じられる。
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伝統的な土蔵が残る菅原町は、かつて乾物問屋で賑わっていた場所。乾物は天満青物市場の軒先で野菜や果物と一緒に並べられていたが、乾物のみを取り扱う問屋が増え始め、江戸時代から菅原町...
- 菅原町の土蔵
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昭和初期まであった天満青物市場の跡。大川(旧淀川)から船で畿内のあらゆる食材が運び込まれ、「天下の台所」と呼ばれた江戸時代の大坂を支えていた。すぐそばにあるのは、京都・伏見~大...
- 天満青物市場跡、淀川三十石船舟唄碑
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1923(大正12)年生まれのレトロビル。父のビルを受け継いだ法律家のオーナーが、自ら10年掛かりでリノベーションを手掛け、アートギャラリーとして美術、音楽、演劇など芸術を発信...
- フジハラビル
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1879(明治12)年創立のプロテスタントの教会。日本で初めての按手礼(あんしゅれい)を受け牧師になった澤山保羅(ぽうろ)が初代牧師を務めた。1929(昭和4)年建造の現在の建...
- 日本キリスト教団 天満教会
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江戸後期、天満は日本一のガラス製造地だった。きっかけは長崎のガラス職人・播磨屋清兵衛が、天満宮そばでガラス製造を始めたことから。第二次世界大戦後、工場の移転により衰退したが、2...
- 大阪ガラス業発祥之地碑
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若き日の松尾芭蕉に影響を与えた西山宗因。連歌師・俳人として活躍。ユーモアあふれる軽快な句調で、「談林派」の祖として江戸前期に人気を博した。天満宮そばに私塾「向栄庵」を結び、井原...
- 西山宗因向栄庵跡
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日本初のノーベル文学賞作家・川端康成はなんと北区出身。開業医の息子として大阪天満宮のすぐそばで生まれたが、幼くして両親と死別してしまうことになった。多感な時期は父方の祖父母と茨...
- 川端康成生誕の地碑
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商売繁盛の神様をまつり、大坂の町人たちに「堀川のえべっさん」と愛されてきた。毎年1月9~11日の「十日戎」には界隈以外からも10万人以上が訪れる。社名は1968(昭和43)年ま...
- 堀川戎神社
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天満堀川に架けられていた橋。江戸末期に天満堀川が延伸される前は女夫池に架けられ、近くで暮らしていた生き別れの若夫婦を偲んで名付けられたと伝わる。地元商店街によって2000年に3...
- 史跡 夫婦橋
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ビルの中にある市場。大川沿いにあった天満青物市場にルーツを持ち、野菜や果物、魚肉、調味料などが誰でも自由に安く買える。気さくなお店の人との会話も楽しく、買いすぎてしまうこともし...
- ぷららてんま(天満卸売市場)
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