明治後期まで北新地を東西に流れていた蜆川の跡。茶屋が建ち並んでいた江戸時代、蜆川は客たちが船遊びをしたり、川沿いの座敷で芸者の歌や舞を楽しんだりといった実に粋な風景が広がっていた。建物の一部に組み込まれながらも、しっかり街の歴史が残されているのが嬉しい。