日羅は『日本書紀』に登場する6世紀の人。大和朝廷から朝鮮半島の百済との親和を図るべく派遣されて活躍したが、最後は百済人に二重スパイ容疑で暗殺された。国益の犠牲となった高官を偲んで、天皇がこの地に遺体を初葬したと伝わる。