• 絵馬代わりのしゃもじに酒に悩む人々の願いが託されている
  • 第六景

酒乱の遊女から酒に乱れぬ神霊へ

法清寺(かしく寺)
大阪市北区 曽根崎1-2-19
8:00~日暮れ

江戸時代の遊女かしくの墓がある日蓮宗の寺院。かしくは酒乱で、酔った勢いで兄を刺殺してしまう……。首打ちの刑に処される前に断酒を誓ったことから「断酒の神」として信仰を集めるようになった。処刑の直前、役人に油揚げを所望してその油を髪になでつけ、身だしなみを忘れぬ姿も話題になり、浄瑠璃や芝居でも上演されている。

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