大阪市初の産婦人科専門施設として1920(大正9)年に浄方寺北側に開設。食費以外は基本無料という社会福祉政策のひとつだった。境内にも赤ちゃんの産声が響き聞こえたという。1933(昭和8)年、扇町に移転。浄方寺の先代ご住職は、移転後の扇町産院で生まれた。