• 水運の要所に市場を置くのは近世大坂では当然のことだった 
  • 第四十九景

“天下の台所”の繁栄を後世に伝える

天満青物市場跡、淀川三十石船舟唄碑
【天満青物市場跡】
大阪市北区 天満3 南天満公園内
【淀川三十石船舟唄碑】
大阪市北区 天満3 南天満公園内

昭和初期まであった天満青物市場の跡。大川(旧淀川)から船で畿内のあらゆる食材が運び込まれ、「天下の台所」と呼ばれた江戸時代の大坂を支えていた。すぐそばにあるのは、京都・伏見~大坂間を往来していた大型船の船頭たちが沿岸の情景を歌った舟唄を刻んだ碑。舟唄碑の中央に船の絵が描かれている。

落語「三十石」では、必ずこの舟唄が披露される