先物取引の世界的先駆けである「堂島米市場」を象徴する巨大な米粒が、建築家・安藤忠雄のデザイン協力のもと2018年に米市場跡地に建てられた。米市場は江戸時代の豪商・淀屋が土佐堀川沿いの北浜で始めた米取引を起源とし、1697(元禄10)年には堂島新地に移された。司馬遼太郎の作品『俄(にわか)』にも登場する。