新たな文化や情報を生み出す
多様なコミュニティが魅力

2013年、JR梅田貨物駅跡地・うめきた地区の再開発1期としてオープンしたグランフロント大阪。約7haの広大なスペースは単なる商業施設ではなく、せせらぎや豊かな緑を感じられる空間もあり、人が出会い交流する“まち”でもある。新たなアイデアやイノベーションを育むことをめざし、様々なプロジェクトが進行中。

多様な出会いと交流を演出 コミュニティを育む

　グランフロント大阪はファッション、ライフスタイル、グルメなど、たくさんの店舗が集まり、ショッピングエリアとして人気の高いスポットだが、実はイノベーションを生むコミュニティとしても大きな役割を担っている。
　北館にあるナレッジキャピタルは研究者などの専門家と市民が一緒に新たな価値を生み出す“知的創造・交流の場”。企業や大学などの最新技術や活動を展示するエリア「アクティブラボ」や、多様な文化や情報が行き交うコミュニケーションカフェ「カフェラボ」があり、科学、芸術、文化、ビジネスなど様々な分野の企業や人をサポートする「ナレッジサロン」など、あらゆる施設が揃っている。ショッピングや食事を楽しむだけでなく、出会いと交流もある"まち"のような場である。今後は次世代都市空間をめざす「うめきた2期地区開発プロジェクト」により、さらにたくさんの人々が集う唯一無二の存在になることだろう。

賑わいを生み出すサークル活動「SOCIO」

　施設を訪れるだけでなく、様々なコミュニティで仲間づくりができるのもグランフロント大阪の魅力である。公認のサークル活動「SOCIO（ソシオ）」では、施設内のいろいろなスペースでアート、音楽、スポーツ、ヘルスケアなど多彩なプログラムを実施。人が出会い、交流してその輪を広げていく場となっている。興味を引かれる活動があれば、気軽に参加してみてはいかが。