難波橋、天満橋とともに「浪華三大橋」と称される名橋。1594(文禄3)年頃に架けられた歴史ある橋で、大阪の人々に“天満の天神さん”と親しまれる大阪天満宮が管理したことから天神の名が付いた。夏には橋の上に夜店が並び、夕涼みをする人たちが集まる憩いの場でもあったという。1934(昭和9)年に架け替えられた現在の橋は、大川と土佐堀川をまたいで水平を描くダブルアーチが魅力的。